さきしま農園
原木椎茸とは
日本の特産品シイタケは独特のうま味と深い味わいのある健康食材。
さきしま農園のシイタケは広島県の中央部、豊かな自然に恵まれた農園で、手間を惜しまず育てた原木椎茸です。
香り高く栄養豊富なシイタケを様々なお料理にお使いください。
さきしま農園の原木栽培
広島県の真ん中に位置することから、夏にはお腹に顔を書いて踊る「へそ祭り」でにぎわう東広島市豊栄町。清らかな水と空気、豊かな自然に恵まれた里山に広がる「さきしま農園」で、原木椎茸はゆっくりと育ちます。ほだ木と呼ばれる原木は貴重な広島県北産のナラの木を使用。
地下60mからくみ上げた井戸水をたっぷりと吸収し、肉厚でみずみずしい椎茸へと成長します。
さきしま農園は、昔ながらの栽培方法にこだわり労力と手間を惜しまず、本物の味を皆様にお届けいたします。
今回、さきしまが製造・販売している「鰹ふりだし」のイメージキャラクター・野村将希さんが農園を訪れました。
ほだ木に使う原木は、貴重な広島県北産のナラの木を使用。
ほだ木に菌打ち用の穴を開ける作業も体験。
一本のほだ木で約80個の穴を開け、菌を打ち込みます。
新しいほだ木は、菌打ち後自然の中で約半年寝かします。
寝かしたほだ木は丸一日水に浸け込みます。たっぷりと水を吸収することで、ほだ木全体に菌がまわります。
水浸け後ほだ木は、ハウス内に立てかけて並べられ、散水、換気など温度・湿度を一定に保つよう管理します。
ハウスに入れてからは約1週間で収穫できるように育ちます。
一旦収穫したほだ木は約20日間寝かし、再度水浸け〜ハウス育成〜収穫を繰り返します。
原木栽培の利点
椎茸の栽培方法には、ほだ木に種菌を打ち込む「原木栽培」とオカクズを固めた培地を利用する「菌床栽培」の2種類があります。市場に多く出回っているのは菌床栽培されたもの。
原木栽培は、新木の場合収穫まで約半年かかる上、重い原木の水浸け、移動、温度・湿度管理などをほとんど手作業で繰り返し行う重労働で、担い手が少なく希少なものになっています。
木から生育したまさに「木の子」。木の香りや椎茸本来の味と歯ごたえが、原木椎茸の魅力です。また椎茸は乾燥させることで香りやうま味が凝縮され、栄養価もアップします。
菌食ってすごい!
- 血液サラサラで動脈硬化や高血圧予防に
椎茸に含まれる「エリタデニン」というしいたけ特有の成分には、血中のコレステロール量を下げる作用や血圧調整作用があるので、動脈硬化や高血圧予防などの生活習慣病の予防効果が期待できます。
- 骨粗しょう症予防
椎茸に含まれるビタミンDはカルシウムの吸収率を高める働きがあるため、骨を強くし病気を予防してくれます。日に当てるとビタミンDの含有量は約10倍になると言われています。
カルシウムを含む食品と一緒に取ることで骨粗しょう症予防効果が期待されます。 - 便秘予防に
食物繊維がたっぷり。体内に吸収されようとする脂肪を包み込み体外へ排出し、腸の働きを活発にします。
- ダイエットに効果的
低カロリーなのでダイエットや肥満予防にウレシイ食材。
また不足すると肌荒れの原因になるビタミンB2も含まれ美容効果も。 - 免疫力アップ
椎茸には「レンチナン」と「β—Dグルカン」という多糖類が含まれます。
レンチナンはがん細胞の増殖を抑える効果が期待され、β—Dグルカンは免疫力を高めると言われています。
こんな方にオススメ!
- コレステロール、血圧が気になる方
- 免疫力を高めたい
- 風邪やインフルエンザ予防
- ストレスを感じている人
- ダイエットや便秘、肥満が気になる人
椎茸の豆知識
かさの開き方で名前が違う
冬菇(どんこ) | 肉厚で丸型。寒さと乾燥でかさの表面が花のようにひび割れるものが最高級品とされています。 5〜6分開き |
---|---|
香菇(こうこ) | 冬菇と香信の中韓で、かさは大きく肉厚。採れた時期で名前が違う。 7〜8分開き |
香信(こうしん) | 気温や湿度が高い時期に成長したもので、かさはひらいて薄い。 8〜10分開き |
採れた時期で名前が違う
寒子(かんこ) | 厳冬の1月〜2月に採取。 |
---|---|
春子(はるこ) | 3月〜5月に採取。 |
秋子(あきこ) | 10月〜11月に採取。 |
乾し椎茸の戻し方
水戻し
- 容器に乾し椎茸を入れ、ひたひたに浸かるくらいの冷たい水を入れます。
※戻す前に出来れば日光に当てれば、ビタミンDが増えます。 - 容器のまま冷蔵庫に入れて戻します。
肉厚なもので10時間以上、薄い椎茸で5時間以上が目安です。冷水は5度ぐらいがよく、冷蔵庫でじっくり時間を掛けて戻すことが椎茸のうま味を引き出すポイントです。
お湯で戻すと、うま味が少し落ちてしまいますのでご注意ください。
保存方法
乾し椎茸の天敵は湿度と高温です。保存用の袋や容器に乾燥剤を入れて保管しましょう。
夏場は冷蔵庫で保存するのがよいでしょう。